BASE(ベイス)の手数料は高い?売上1万円でいくら残るかリアルに計算【2026年版】

BASE(ベイス)の手数料は高い?売上1万円でいくら残るかリアルに計算【2026年版】

ネットショップを始めようと調べていると、「BASEは無料で始められる」という言葉をよく見かけます。
でも一方で、「手数料が高い」という声もあって、正直よくわからなくなりますよね。

結局のところ、いちばん知りたいのは
「実際に売れたとき、いくら手元に残るのか?」ではないでしょうか。

この記事では、BASEの手数料をただ説明するのではなく、
売上1万円を例に、実際にいくら残るのかをリアルに計算してみます。

「なんとなく高そう」「よくわからない」をそのままにせず、
BASEの手数料を「ちゃんと実感できる形」で整理していきます。

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BASEの手数料は高い?まず結論から

結論:BASEで「高い」とあまり感じずに済む2つの条件

  1. 売上が2万円貯まるまで振込を待てる
    ※事務手数料500円を無料にする
  2. 高単価な商品(5,000円〜数万円)を少量(月数回〜数十回)販売する。※1注文ごとの40円の負担が気にならないことが前提

BASEの手数料が高いと言われる最大の理由は、売上が少ないときほど振込関連の固定費(振込手数料250円+事務手数料500円=合計750円)が重くのしかかるからです。

  • 売上2万円未満: 手数料率が跳ね上がり、手元に残るお金がガクンと減ります。
  • 売上2万円以上: 事務手数料(500円)が0円になり、一気に「使えるサービス」に変わります。

1,000円の小物を100個売るなら: STORESやメルカリShopの方が手残りが多くてラク。
3万円のこだわり作品を3個売るなら: BASEの「無料・高機能」なメリットを最大限に享受できる。

「無料」という言葉に惑わされず、まずは「2万円分売れるまで振込を待てるか」、あるいは「2万円以上のまとまった売上を作れるか」を考えてみましょう。これがクリアできるなら、BASEは初期費用ゼロで始められる最良のツールになります。

BASEの手数料の仕組みをざっくり解説

BASE

決済手数料(6.6%+40円)

売上が発生するたびにかかる手数料です。決済手数料3.6%+40円と、サービス利用料3%を合わせて合計6.6%+40円になります。クレジットカード決済などの代行に対しての料金と、BASEのショップ開設・運営への利用料が二本立てになっています。

サービス利用料(3%)

BASEの無料プラン(スタンダードプラン)では、売上の3%がサービス利用料として徴収されます。初期費用ゼロでショップを持てる代わりに、売上に連動する形で利用料がかかる仕組みです。

振込手数料・事務手数料

売上金を銀行口座に振り込むときにも手数料がかかります。

  • 振込手数料: 250円
  • 事務手数料: 500円(振込金額が2万円未満の場合)
  • 事務手数料: 0円(振込金額が2万円以上の場合)

少額の売上をこまめに振り込むほど、この750円の固定費が効いてきて、実質の負担が大きくなります。振込手数料と事務手数料を節約するために、売上が2万円を超えてからまとめて振り込むのが賢い運用です。

Pay IDアプリ経由の注文について

BASEには独自の決済アプリ「Pay ID」があり、お客様がPay ID経由で購入すると、通常とは手数料率が異なる場合があります。キャンペーン期間中には、ショップ側の負担が軽くなる施策が実施されることもあるため、運用中はBASEの告知やヘルプをチェックしておくと安心です。

SNS上でも、よくセール中のお知らせがあります。宣伝の良いきっかけになりますね!

送料も手数料の対象になる

手数料は商品代金だけでなく、送料を含めた総額に対してかかります。「商品代金1万円+送料1,000円」の注文なら、11,000円に対して6.6%+40円が適用されます。送料を高めに設定している場合は、この点を頭に入れておきましょう。

売上1万円の場合、実際にいくら残る?

計算条件(前提)

  • スタンダードプラン(無料プラン)を利用
  • 売上1万円(1回の注文の総額=商品代金+送料)
  • 通常振込で口座へ振り込み
  • Pay IDアプリ経由ではない通常の注文と仮定

ここが重要!見落としがちですが、送料を含む場合は総額に対して手数料がかかるため、同じ商品単価でも送料の有無・金額で残る金額は変わります。

手数料の内訳(実際の数字)

パターンA:デジタルコンテンツなど(送料0円)

  • お客様が支払う合計: 10,000円
  • BASEへの手数料: 700円(1万円に対して6.6%+40円)
  • 振込関連手数料: 750円(500円+250円)
  • 口座への振込額: 8,550円
  • あなたの最終利益: 8,550円

配送コストがないため、振込額がそのまま利益になります。

パターンB:有形商品(送料1,000円が別途かかる場合)

  • お客様が支払う合計: 11,000円(商品1万円+送料1千円)
  • BASEへの手数料: 766円(1.1万円に対して6.6%+40円)
  • 振込関連手数料: 750円(500円+250円)
  • 口座への振込額: 9,484円
  • 送料実費の支払い: ▲1,000円(配送業者へ)
  • あなたの最終利益: 8,484円

ここが重要! パターンAと比べて、手元に残る利益がさらに66円減っています。これは「送料の1,000円」に対しても、BASEの手数料がかかっているからです。

売上金額別にBASEの手数料を見るとどうなる?(3,000円・5,000円・1万円)

※ここでの比較は、送料無しの商品となります。

売上金額決済・サービス手数料振込関連手数料手元に残る金額手数料率
3,000円238円750円2,012円約33%
5,000円370円750円3,880円約22%
10,000円700円750円8,550円約14.5%
20,000円1,360円250円※18,390円約8.1%

少額ほどキツいのが一目瞭然です。3,000円だと3分の1以上が手数料で消えます。

逆に、単価の高い商品をまとめて売るほど、手数料率は下がり、体感も楽になります。

2万円の壁: 売上が2万円を超えると、事務手数料(500円)が0円になり振込手数料250円のみになります。表の一番下の行(20,000円)を見てわかる通り、手数料率がガクッと下がって一気に効率が良くなります。

まとめ振込が鉄則: 3,000円の売上でその都度振り込んでしまうと、手元には2,000円ちょっとしか残りません。BASEで利益を出すコツは、「2万円貯まるまで振込申請を待つこと」です。

BASEの手数料が「高い」と感じる理由

「二重で取られてる」ように見えるのも無理はありません。決済手数料とサービス利用料が別々に表示され、さらに振込のときにも「固定費」がプラスされます。

以前、チームで3,000円の商品を販売した時リーダーがBASEを使っていて、わたしは驚きました。BASEは一回の手数料が高いため、STORESと比較すると以下のように差額が発生します。
この時は想定以上に売れて100万円以上売り上げたので、100万円で表にしました。

項目BASE
(無料プラン)
STORES
(無料)
STORES
(ベーシック)
STORES
(スタンダード)
月額料金0円0円2,980円3,300円
決済・サービス料66,000円 (6.6%)50,000円 (5.0%)36,000円(3.6%)36,000円(3.6%)
1注文40円×333件13,320円0円0円0円
合計コスト79,320円50,000円38,980円39,300円
BASEとの差額▲29,320円▲40,340円▲40,020円

これは「BASEのグロースプラン(月額16,580円)」と比較しても、STORESの方が月額基本料が安いため、低単価・大量販売モデルにおいてはSTORESベーシックプランが最強という結論になります。

BASEは芸能人を使ったコマーシャルもあり知名度がダントツに高いため、何かを売りたいと考えた時にBASEしか知らない人がとても多いような気がします。

BASE・STORES・Shopifyの違いをしっかり比較したい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ネットショップ開業の初期費用|BASE・STORES・Shopify徹底比較

Shopifyとの違いも気になる方は、こちらも参考にしてみてください。
BASEとShopifyの手数料比較|個人・小規模ならどっちがお得?

補足:独自ドメインについて

BASEは独自ドメインを設定する際には、他社で別途購入し、DNS設定(少し上級者向け)が必要です。

一方、STORESは無料で独自ドメインを取得でき、DNS設定も不要です。

なお、BASEは他サービスへ移行しても同じドメインを使えますが、STORESは移行時にドメインを引き継ぐことができず、新規ドメインのみ利用可能です。

ドメインはサイト運用において重要な要素なので、この点も含めて選ぶことが大切です。

まとめ | BASEを選ぶ「本当の理由」を明確にしよう

BASEが向いている人・BASEが向いていない人

  • 向いている人
    • 高単価商品
    • 趣味・作品販売
  • 向いていない人
    • 低単価×大量販売
    • 利益重視

「コスト」で選ぶなら

  • 低単価(3,000円以下)をたくさん売る: STORES 一択です。月額100万円以上販売するなら年間の利益が数十万円単位で変わります。

「コスト以外」でBASEが選ばれる理由

数字だけ見ればSTORESの方がお得ですが、ネットショップ最大の壁は「手数料」ではなく「集客(お客さんが来ないこと)」です。

1,300万人以上が使う「Pay ID」アプリの魅力

BASEに出店すると、自動的にショッピングアプリ「Pay ID」に掲載されます。これが他のサービスにはない最大の武器です。

  • 「自分から探さなくていい」メリット: 通常、自社サイトを作ったらSNSや広告で必死に集客する必要があります。しかし、Pay IDにはすでに「何か買いたい」と思っている1,300万人以上のユーザーがいます。
  • アプリ通知でリピーターを作る: ショップをフォローしてくれたお客様のスマホに、新作情報やクーポンをプッシュ通知で直接届けられます。メルマガ開封率が下がっている現代において、この「プッシュ通知」の威力は絶大です。
  • 「あと払い」などの決済ハードルが低い: Pay IDユーザーは住所やカード情報を登録済みなので、スマホで数タップするだけで購入が完了します。この「カゴ落ち(購入辞退)」の少なさが、成約率を大きく引き上げます。

とはいえ、Pay IDに掲載しただけで自動的に売れるわけではありません。

あくまで「きっかけのひとつ」であり、基本的にはSNSやブログなどでの集客が重要になります。

大事なのは、何を重要視するかということと、「自分が想定する売上で、実際にいくら残るか」を計算してみることです。この記事の計算を参考に、自分の商品単価や売上想定でシミュレーションしてみてください。

手数料は避けては通れないコストです。その現実を数字で把握したうえで、BASEで始めるメリットを、自分なりに判断してもらえればと思います。この記事が、その判断の一助になれば幸いです。

「なんとなく」で選ぶのではなく、自分の売り方に合うサービスを選ぶことが、いちばん大切です。

BASEを始めてみたいと思った方はこちらから

STORESを始めてみたいと思った方はこちらから