「MOSH、また何か変わるらしい」——そんな話を聞いて、不安になっていませんか?
たしかに2026年の秋、MOSHは料金と機能の両方が大きく変わります。料金は10月1日に新体系へ完全移行。機能面では8月3日に「商品」「会員サイト」という新機能がリリースされ、従来の「申込者向けサイト」は段階的に終了していきます。
情報が一度に出てきたので混乱しがちですが、覚えるべき期限は実質2つだけです。そして先に言っておくと、何もしなくても、いま販売中のサービスが止まったり、購入済みのお客様が困ったりすることはありません(公式にも明記されています)。
この記事では、実際にMOSHを使っている立場から、「何がいつ変わるのか」「自分は何をすればいいのか」を整理します。読み終わる頃には、やることリストが手元に残る構成です。

まず30秒で全体像
| 日付 | 何が起きる | あなたがやること |
|---|---|---|
| 2026年9月30日 | CLASSICプラン終了/「申込者向けサイト」の新規作成終了 | プランを選ぶ・会員サイトを確認する |
| 2026年10月1日 | 新料金体系へ完全移行(CLASSICは自動的にFREEプランへ) | 何もしなければFREEプランに |
| 2027年1月末(予定) | 「申込者向けサイト」の提供終了 | それまでに会員サイトへ移行 |
ひとつずつ見ていきます。
① 新料金プランのおさらい|10月1日に完全移行
CLASSICプランの人は、10月1日にFREEプランへ自動移行
2026年4月19日以前からMOSHを使っている方は、現在「CLASSICプラン」という移行用プランで、すべての機能を無料で使える状態になっています。これが9月30日で終了し、10月1日以降は自動的にFREEプランへ移行します(公式ヘルプ:プラン一覧と料金)。
手続きは不要ですが、「自動的にFREEになる」=「一部の機能に制限がかかる可能性がある」ということ。ここが今回いちばんの確認ポイントです。
月額プランは4種類(すべて税込・月次契約)
| プラン | 月額 | ざっくり言うと |
|---|---|---|
| FREE | 0円 | 決済・予約・顧客管理など基本機能。売れたときの手数料のみ |
| STARTER | 1,380円 | ランディングページの公開など、集客・販売機能が使える |
| GROW(1〜6) | 2,980〜8,980円 | ワークフローの公開、メッセージ配信通数の拡大など |
| PROFESSIONAL | 個別見積もり | 全機能+専門サポート。営業チームへの問い合わせが必要 |
年払いはなく、すべて月次契約です。プラン変更はいつでも可能で、アップグレードは即時反映・ダウングレードは次回更新日から適用されます。
売れたときの決済手数料は変わりません
誤解しやすいところですが、今回の変更は「月額プランの導入」であって、決済手数料そのものは2026年1月に値下げされた水準のままです。
- Stripe利用時:クレジットカード 6.5%+99円/銀行振込 3.0%+99円
- fincode利用時:クレジットカード 7.0%/銀行振込 3.0%
- 当日現地払い:無料
- 年間決済額1,200万円以上(目安:月100万円〜):申請で4.5%+99円などの優遇あり
手数料の詳しい比較と売り方別の手取りは、こちらの記事にまとめています。
MOSHの手数料は高い?1万円売って残るのは9,251円【2026年比較】
低単価のサービスで手数料が気になる方は、回数券・サブスク・現地払いを使った抑え方も参考にどうぞ。
MOSHの手数料を安く抑える3つの工夫【2026年】
で、自分はどのプランを選べばいい?
難しく考える必要はありません。「いま自分が使っている機能」を棚卸しすれば、プランはほぼ自動的に決まります。
- プロフィールリンクと決済・予約だけ使っている → FREEのままで大丈夫。10月1日を待つだけです。新しい「商品」も、公式メルマガ(MOSH Letter #28)ではすべてのプランで無料と案内されています。
- ランディングページ(LP)を公開している → ここが最大の注意点。LP公開にはSTARTER以上の契約が必要になります。10月以降もLPを使い続けたいなら、9月中にプラン契約を検討しましょう。
- ワークフローやメッセージ配信を使い込んでいる → GROWが候補。配信通数など上限値で選びます。
プラン表を全部読み込むより、自分のMOSH管理画面を開いて『いま何を使っているか』を見るほうが早いです。使っていない機能のためにお金を払う必要はあまり無いでしょう。
※機能ごとの適用条件は変更される場合があるので、契約前に公式の料金プランページで最新情報をご確認ください。
② 8月の大型アップデート|「商品」と「会員サイト」って何?
料金の話と同時期に、機能面でも大きなリリースがありました。2026年8月3日に提供開始された「商品」と「会員サイト」です。これは2025年11月に発表されたフルリニューアル構想の中核で、プレスリリースも出ています。
「商品」=旧「サービス」の進化版
これまでの「サービス」機能が「商品」として刷新されました。いちばん大きな変化は、1つの商品の中に複数のプランを設定できるようになったことです。
たとえば、同じ講座を「買い切りプラン」と「月額サブスクプラン」で併売できます。これまで別々のサービスとして作っていたものが、1つの商品ページにまとまるイメージです。
- 作成画面もリニューアルされ、目的に合わせたテンプレートから選べるように
- サブスクプランでも商品ページに残り人数を表示できるようになりました(8月の追加アップデート)
公式メルマガ(MOSH Letter #28)では、すべてのプランで無料で使えると案内されています。料金を気にして後回しにしなくて大丈夫です。また、クーポンや購入後のメッセージも、プランごとに設定できます。
「会員サイト」=旧「申込者向けサイト」の進化版
購入者だけが見られるコンテンツ置き場だった「申込者向けサイト」が、「会員サイト」としてリニューアルされました。
- デザインのカスタマイズが可能に
- 動画・音声のAI自動生成機能を搭載
- 8月中旬からは、購入したプランに応じてコンテンツを出し分けられるように(入門プランの人には基礎編、上位プランの人だけに応用編——という設計ができます)
焦らなくて大丈夫。従来機能もしばらく使えます
重要なのでもう一度書きますが、従来の「サービス」「申込者向けサイト」は8月3日以降も引き続き使えます。停止する機能や、販売が止まるサービスはなく、購入済みのお客様への影響もありません(プレスリリースに明記)。
③ 申込者向けサイト→会員サイトの移行スケジュール
とはいえ、「申込者向けサイト」には終了時期が公表されています。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年8月3日 | 「商品」「会員サイト」提供開始(従来機能と並行利用OK) |
| 2026年9月末(予定) | 申込者向けサイトの新規作成が終了 |
| 2027年1月末(予定) | 申込者向けサイトの提供が終了 |
いま申込者向けサイトでコンテンツを届けている方がやることは、シンプルです。
- これから新しく作るなら、最初から会員サイトで作る(9月末以降は新規作成できなくなるため)
- 既存のサイトは、2027年1月末までに会員サイトへ移行する(4ヶ月以上の猶予があるので、繁忙期を避けて計画的に)
移行サポートのプランは2026年9月から受付開始予定です。公式メルマガでも「移行手続きに関しては、今後のご案内をお待ちください」とあるので、今は無理に自力で移さなくて大丈夫です。9月の案内を待ってから動くのが安全です。
④ その他の8月アップデート(ざっくりと)
大きな2つ以外にも、8月は細かい更新がいくつかありました(公式:機能アップデート一覧)。
- ランディングページ:機能名が「ページビルダー」から変わりました。管理画面で名前が見つからなくても慌てずに。画像のトリミングもLP編集画面の中でできるようになっています
- プロフィールリンク:従来の「プロフィールページ」が生まれ変わりました。設定は自動移行済みで、旧URL(`mosh.jp/アカウント名/home`)も2026年10月1日から自動転送されるので、SNSの貼り替えは不要です。一方、ブログ機能は段階的に終了するので、使っている方は記事データの書き出しを公式お知らせで確認してください
- AI Studio:設定の「AIパーソナライズ」に、いつも心がけてほしいことを書いておけるようになりました(専門用語を使わない、提案は3パターン、など)
- APIキー連携:購入者の顧客情報をAI経由で検索できるようになりました
最後のAI連携は、以前レポートした「Claude×MOSH連携」の流れにある機能です。これはかなり面白いテーマなので、実際に試したうえで別の記事で詳しく書く予定です。
MOSHのAI機能(Claude連携)とは?説明会で見えた「予約システムの次」
⑤ 9月30日までのチェックリスト【保存用】
最後に、この記事の内容をチェックリストにまとめます。スクショ保存推奨です。
- [ ] 自分の登録時期を確認(2026年4月19日以前ならCLASSIC → 10/1に自動でFREEへ)
- [ ] LPを公開しているか確認(している → STARTER以上の契約を検討)
- [ ] ワークフロー・配信を使っているか確認(使っている → GROWの上限値をチェック)
- [ ] 申込者向けサイトを使っているか確認(使っている → 会員サイトへの移行を計画。期限は2027年1月末。9月の移行サポート案内を待つ)
- [ ]MOSHブログを使っているか確認(使っている → 記事データの書き出しを公式お知らせで確認)
- [ ] 新しい「商品」画面を一度触ってみる(全プラン無料。テンプレートから作れば感覚が掴めます)
全部で15分もあれば確認できます。
なお、「そもそもMOSHの基本操作からおさらいしたい」という方は、登録から販売開始までの全手順をこちらにまとめています。
MOSHの使い方・始め方 完全ガイド【2026年版】|登録から販売開始まで
WEBデザイナーとして、私ならこう考える
料金表や移行スケジュールを前にすると、「全部ちゃんと理解しなきゃ」と身構えてしまいがちです。でも、実際にやることは「自分がいま使っている機能の棚卸し」だけ。使っていない機能の料金を心配する必要はないし、使っていないなら移行作業もありません。
それよりも、今回の変更で私が注目しているのは、MOSHがはっきりと「売ったあと」——会員サイトでコンテンツを届け、プランごとに関係を深めていく方向——に舵を切ったことです。予約と決済のツールだった頃のMOSHとは、もう別のサービスになりつつあります。
ただ、ひとつだけ立ち止まって考えたいことがあります。会員サイトもLPも、プラットフォームの上に建てた「借家」です。プラットフォームが進化するのはありがたい反面、名称も仕様も料金も、向こうの都合で変わっていきます。今回のような変更のたびに右往左往しないためには、顧客との繋がり(連絡先リスト)と、自分の言葉で発信する場所——つまり借家の外に持ち出せる資産を、少しずつ育てておくことだと思うのです。
道具は変わります。でも「誰に何を届けたいか」は、あなたのものです。
まとめ
- 9月30日にCLASSICプランが終了し、10月1日からFREEプランへ自動移行(手続き不要・販売は止まらない)
- LPを公開している人だけは、STARTER以上(月額1,380円〜)の契約を検討
- 売れたときの決済手数料は変わらない(Stripe:カード6.5%+99円)
- 8月3日リリースの「商品」「会員サイト」で、複数プラン併売・プラン別コンテンツ出し分けが可能に(商品は全プラン無料)
- 「申込者向けサイト」は9月末で新規作成終了、2027年1月末で提供終了(予定)。移行サポートは9月から。それまでは公式案内を待つ
※ 本記事の料金・日付は2026年8月時点の公式情報(プラン一覧・手数料・プレスリリース・MOSH Letter #28)に基づいています。「予定」とされている日程は変更される可能性があるため、実際の手続き前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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