最近、わたしの周りではBASEやSTORESからMOSHでサービスを売り始めた人が何人かいます。予約が必要なサービスだとかなり便利なんですよね。
MOSHでサービス販売を始める手順は、大きく3ステップです。
- アカウント登録と初期設定(登録は3分。プロフィール・決済・LINE連携まで含めて約1時間)
- 商品ページを作る(単発予約・回数券・サブスク・サロンから選ぶ)
- 公開して、最初の1件を売る
この記事では、WEBデザイナー歴20年のわたしが実際に自分のMOSH商品ページをゼロから作りながら、初期設定から公開までの全手順をスクショ付きで解説します。売る側だけでなく、MOSHでセミナーを購入した「買う側」の体験も書いているので、お客様からどう見えるかまで分かります。

「そもそもMOSHって何?自分に向いてる?」という段階の方は、先にMOSH(モッシュ)とは?料金・手数料|向いている人・注意点をどうぞ。
※本記事には、MOSH公式サイトおよび筆者が提供するサービスへのリンクが含まれています。
1. 始める前に確認すること
MOSHが向いているかどうかは、扱っているサービスや価格帯によります。
500円の商品を20個売るような場合は、他のサービスを選ぶべきです。なぜなら、MOSHは1回売るごとに固定の手数料99円がかかるからです。
たとえば500円の商品なら、MOSHの決済手数料は約131円(500円×6.5%+99円)。BASEなら73円で、約1.8倍の差になります。低単価×多数販売では、この固定費99円がじわじわ効いてきます。逆に5,000円のサービスなら、MOSH424円・BASE370円で差はぐっと縮まります。単価が高いほど、MOSHの弱点は消えていきます。
ちなみに1万円売って手元に残るのは9,251円。売り方別の手取りは手数料比較記事で詳しく解説しています。
一方、オンラインコーチングやフィットネス教室のようなサービスを販売する場合は、MOSHは強い味方になります。予約やキャンセル、スケジュール確認を簡単に管理できるので、YouTubeでも大人気の整体師さんや、お料理教室など、多彩な方々がMOSHを活用しています。
MOSHの全体像や注意点をまとめて知りたい方は、MOSHとは?向いている人・注意点をお読みください。
※手数料は2026年7月時点の金額です。
※MOSHは2026年10月1日に料金体系の変更を予定しています。
2. MOSHの始め方|初期設定から公開まで ★新規コンテンツの本体
MOSHのアカウント登録をしよう
登録はとても簡単です。
まずトップページ左下の「アカウント登録」からアカウントを登録します。


メールアドレスがあれば3分で登録できます。
メールアドレスの他、LINEやFacebookで登録することもできます。
公式サイトはこちらです。
スタートガイドから順番に沿って登録しよう
今回は、左上の「スタートガイド」から登録してみましょう。
(ここからスペースの都合上パソコンのスクリーンショットにしますがほとんど同じレイアウトで、左サイドが畳まれているのを左上のアイコンをクリックして表示させます。)
なお、わたしはプロフィールだけ先に作っているので、ここでは数字ではなく、完了マークとなっています。


パソコンだとクリック無しで全部表示されるので、やっぱり楽ですね。

「事業者情報を登録」から事業者情報を登録します。

明細書の表記は、販売しているサービスとすぐわかる名前にしましょう!実際によくあるのですが、確定申告の時に「あれ?何だっけ?」とわからなくなることがあり、経費として登録できなくなることがあります。
終わったら「スタートガイド」に戻ると流れがわかりやすいのでスムーズです。
LINEアカウントとの連携
LINEでお客様と交流できるのはとても魅力的です。MOSHで販売する大きなメリットでもあるのでできれば設定しておきましょう。

ここはわかりにくいと思うのですが、アカウントアイコンのところをクリックすると画像のように「アカウント設定」が表示されます。
アカウント設定>外部連携、からLINEと連携することができます。
合わせてLINE公式アカウント登録をする必要があります。
こちらのLINE公式ページから登録しましょう。

MOSHのヘルプページでは連携の方法が丁寧に説明されていますので、見ながら登録するとそれほど苦労せずに連携できると思います。
ただ、パソコンだとスクショ画像がかなり小さく見えるので、タブレットかスマホなどを合わせて見るとスムーズかもしれません。
また、MOSHはチャットサポートもあるので、平日営業時間であれば詰まった時に質問してみたいと思いました。
また、プロフィールリンクも設定しておきましょう。

3. 商品(サービス)を作る
「スタートガイド」から次は「商品の作成」ボタンを押します。

「サービス一覧」というページが表示されますので、ここで「+新規サービスを作成」を押します。※右上の「新規サービスを作成」からでも同じ画面へ進めます。

するとこんなページが表示されます。

おおまかにはこのような選び方になるでしょう。
| サービス | こんな人向け |
|---|---|
| サブスクリプション | 月額会員制・オンラインサロン |
| 講座 | 買い切り講座・動画講座 |
| コンテンツ | PDF・動画・相談などの日時不要 |
| イベント | セミナー・説明会・開催日固定 |
| プライベート | 1対1相談・予約制 ⭐ |
販売したいサービスに合わせて選ぼう
MOSHでは、販売したいサービスに合わせて予約方法を選べます。
- 単発予約:1回ごとの相談やレッスンにおすすめ
- 回数券:5回・10回など、継続利用してもらいたい場合に便利
- サブスク:月額制のサービスや継続サポート向け
- オンラインサロン:コミュニティ運営や会員限定コンテンツを提供したい場合
私が今回作成するのは「AI活用60分相談」サービスのため、単発予約(プライベート) を選びました。

また、オンラインでご相談を受けるので、予約できる営業時間を設定します。

ご自身の提供する内容に従って入力しましょう。
わたしの場合、以下を登録しました。
- サービスタイトル
- サービス内容
- カテゴリー
- サービスの流れ
- 価格
- 決済方法
- 開催情報
- 必要なもの
- サービスに関する注意事項
- キャンセルポリシー
大変そうに見えますが、AIに相談しながら作成するとスムーズです。
登録が終わったら確認して一旦非公開で保存しました。
次はこの画面です。
この画面では、クーポンなど戦略を立てることができます。
また、誰かと一緒に事業をする場合は「収益分配を設定する」を押し「コラボレーターを追加する」でパートナーを追加、収益の割合を設定します。
個人的に重要と思うのが、「新規申込者への自動送信メッセージを編集する」です。

自動送信メッセージを設定しよう
ここから、「お申し込みありがとうございました!」などといったメッセージを追加することができます。

MOSHでは、販売後自動フォローとなり、レビュー依頼が届く
MOSHを経由して購入すると、自動的に販売者をフォローし、レビュー依頼のメッセージが届きます。
それが「感想レポート投稿依頼メールを設定する」という機能で、「新規申込者への自動送信メッセージを編集する」の下にあります。

販売後、自動的にフォロワーとなった顧客に、購入したサービスの感想を投稿してほしいと自動送信することができます。
実際にわたしが買い手としてあるセミナーを購入し、開催後受け取ったのはこのようなメッセージでした。
口コミと評価はとても大事なものなので、レビューする機能があること、そしてこうして自然に促してくれるのはポイントが高いですね。

ただ、このメッセージはニックネームと星の数、メッセージ入力を促すだけで、カスタマイズは出来ません。
今回は1人1人違うメッセージとしたいのでオフにして個別に送ることにしました。
いよいよ公開します
準備ができたら、次に公開設定を変更します。
「サービス一覧」から該当のサービス名の編集ボタンを押します。

開いた画面の下の方に「公開設定を変更する」ボタンがあるので押します。

すると、下の画像のようにウィンドウが表示されるので、「公開中」を選んで保存しましょう。

公開できました!
申し込みができるようになっています。

https://mosh.jp/services/388417?openExternalBrowser=1
『AI・Web活用 60分相談|AIを使って、自分でできることから始めたい方へ』
ご興味があれば、ぜひお申し込みください✨
ここからは、実際に使って感じたことを補足します。
ZoomよりGoogle meetがお得
日本でオンライン会議をするには、すっかりZoomが標準となっていますが、Google meetの方がコスパがいいのでわたしはGoogle meetを選びました。
1対1なら無料で実質無制限(Zoomは40分制限)、Googleカレンダー連携もスムーズです。
手数料もサービスによって変わる
MOSHでは、選ぶサービスや決済方法によって利用できる機能や手数料が異なります。
この記事では「始め方」に絞って解説しますが、料金や手取り額が気になる方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
→ MOSHの手数料は高い?1万円売って残るのは9,251円【2026年比較】
4. 手数料と入金の実務
手数料でおさえておくポイントは3つだけです。
- 決済手数料:クレジットカード決済で6.5%+99円/件(Stripe利用時)。1万円の講座なら手数料は約749円で、手元に残るのは約9,251円です。
- 振込手数料(+事務手数料):無料(0円)。BASEは250円/回(事務手数料2万円未満で500円追加)、STORESは275円/回(事務手数料275円)かかるので、ここはMOSHの地味な強みです。
- 入金タイミング:申請不要で自動入金。Stripeなら毎月25日頃、fincodeなら翌月末頃に振り込まれます。振込申請の手続きも、そのたびの手数料もありません。
同じ「売上1万円」でも、売り方によって手元に残る額はこれだけ変わります(クレカ決済・月1回振込・振込手数料込み)。
| 売り方 | MOSH(Stripe) 決済:6.5%+99 振込手数料:0 事務手数料:0 | BASE 決済:6.6%+40円振込手数料:250円事務手数料:500円 | STORES 決済5.5%のみ 振込手数料:275円事務手数料:275円 |
|---|---|---|---|
| 1万円 × 1件 | 9,251円 | 8,550円 | 8,900円 |
| 2,500円 × 4件 | 8,954円 | 8,430円 | 8,900円 |
| 500円 × 20件 | 7,370円 | 7,790円 | 8,900円 |
「率だけ見るとMOSHは高そう」に見えますが、振込手数料、事務手数料まで含めた手取りで比べると、1万円のサービスを1件売った場合はMOSHが一番残ります。
逆に、500円×20人のような低単価×多数販売だと、1件99円の固定手数料が効いてきて不利になります。この損益分岐の詳細はMOSHの手数料は高い?1万円売って残るのは9,251円【2026年比較】で売り方別に比較しています。
月会費制のオンラインサロンやサブスクを考えている方は、毎月の決済ごとに手数料がかかるぶん影響が大きいので、オンラインサロンの手数料|月3万円でいくら残る?MOSH・BASE・STORES比較【2026】を先に読んでおくと安心です。
※手数料・入金条件は2026年7月時点・公式料金ページ確認の内容です。
※MOSHは2026年10月1日に新料金体系へ完全移行を予定しています。移行後にこの章は最新情報に更新します。
5. ページを”売れる見た目”にする
MOSHでは、HTMLやCSSを使って自由にデザインを変更することはできません。
そのため、初心者にとってはあまり難しくなく、 「見た目」よりも「第一印象」を整えることが重要になります。
私が実際にページを作って感じた、意識したいポイントは次の3つです。
① ターゲットに合ったアイキャッチを作る
今回作成した「AI・Web活用60分相談」は、初心者向けの相談サービスです。
そこで、MOSHで多く見られるクリエイターやサービスの雰囲気を参考にしながら、
- AI初心者でも相談しやすい
- やさしく親しみやすい
- 30代以上の個人事業主や講師の方にも受け入れられやすい
そんな印象になるよう、アイキャッチを制作しました。

② タイトルだけで内容が伝わるようにする
MOSHでは一覧ページやSNSから流入することも多いため、
「誰に」「何を」提供するサービスなのか
が一目で分かるタイトルがおすすめです。
③ サービス内容を絞る
説明を長く書くより、
- 何を相談できるのか
- 相談後どうなるのか
を先に伝えた方が申し込みにつながりやすい印象でした。
なお、MOSH全体の男女比や年代の公式データは公開されていませんが、美容・コーチング・講座など、やわらかいデザインのサービスが多い印象を受けたため、その雰囲気も参考にしています。
6. 集客できない・売れない時は
集客できない💦とか売れない💦と思った時はこんなことを見直してみましょう。
□ タイトルだけで「誰のためのサービスか」が伝わっていますか?
□ アイキャッチを見た瞬間に「相談してみたい」と思える雰囲気になっていますか?
□ サービスを受けたあと、何が得られるかが具体的に書かれていますか?
□ 価格は内容と比べて納得感がありますか?
□ まずは「問い合わせ」ではなく、申し込みまで迷わず進める導線になっていますか?
一つひとつは小さなことですが、申し込む人はこうした情報を見ながら「安心して申し込めそうか」を判断しています。
思うように申し込みが増えない場合は、まずこの5つを見直してみるのがおすすめです。
反応を見ながら少しずつ育てていきましょう。
公開後に使える便利機能
なお、公開が終わったらこのような誘導ページが表示されるようになります。

ページビルダー、ワークフローはMOSHの方がおすすめしていた機能でもあります。
無料でも使えるワークフローは特に活用したいところです。
7. MOSHで物足りなくなったら|次の選択肢
MOSHが合わなくなったサイン
こんな状態になったら、他サービスとの併用や乗り換えも検討してみましょう。
メールマーケティングをもっと強化したい
MOSHでもメール配信はできますが、本格的なステップメールやマーケティング機能を求めるなら、専用ツールの方が向いています。
LINEを中心に集客したい
LINE登録から販売まで一元管理したい場合は、LINE連携が強いサービスも選択肢になります。
LPや販売ページを自由に作りたい
デザインや導線を細かく調整したくなったら、MOSHだけでは物足りなく感じるかもしれません。
複数の商品・講座をまとめて運営したい
サービス数が増えてくると、管理方法も重要になります。
会員サイトや本格的なファネルを作りたい
継続講座や大型商品の販売を考え始めたら、より高機能なプラットフォームが役立つ場面もあります。
ここで大事なのは、
「MOSHが悪いから乗り換える」ではないこと。
MOSHは「最初の一歩」を踏み出すには、とても使いやすいサービスです。
ただ、事業が成長すると「もっとこんなこともしたい」という希望が出てくることがあります。
そのときは、MOSHを卒業するというより、事業の成長に合わせて道具を増やすという考え方がおすすめです。
8. MOSHのこれから|AI機能(Claude連携)
MOSHは単なる予約サービスではなく、AI機能の強化も進めています。
実際にサービス紹介文やページ作成をAIがサポートしてくれる機能が用意されており、初心者でもサービスを作り始めやすい工夫が進んでいます。
Claude Codeを連携すれば、商品登録などの手間を減らすことができます。
MOSHのAI機能(Claude連携)とは?説明会で見えた「予約システムの次」
ショッピングページもホームページも、作ったら終わりではなく、継続して作り続けて修正していくことが必要です。
AIのサポートがあることで、技術的なハードルが低くなったり、1週間かかっていたことが3日で済んだり、新しいアイデアに気づく機会が増えることは大きな助けになります。
今後の進化がとても楽しみですね。
よくある質問(FAQ)
Q. 無料でどこまで使えますか?
初期費用・月額無料で始められます。販売時のみ手数料が発生します。
Q. スマホだけでも始められますか?
登録やサービス作成は可能です。ただし、画像作成や細かな編集はパソコンの方が効率的です。
Q. Google Meetでも利用できますか?
はい。私はGoogle Meetでサービスを作成しました。イベント向けにはZoom連携もあります。どちらも外部連携ができます。
Q. 初心者でも使えますか?
基本的な設定は分かりやすく、初めてでも始めやすい印象でした。ただし、サービス内容を考える部分はAIを活用するとスムーズです。
Q. 解約・退会はすぐできる?
できます。ただ、
クリエイターアカウント(販売者側)では、提供中・提供前予約が入ったサービスがある場合は、退会できません。
予約のキャンセル及び、ゲストへのサブスク解約依頼を行ってください。
ゲストアカウント(購入者側)も開催前の予約や、加入中のサブスクサービスがある場合、退会手続きは行えません。
先にキャンセル・解約をお済ませ頂いてから退会手続きを行ってください。(※公式ヘルプに基づく)
まとめ|WEBデザイナーとして、私ならこう始めます
MOSHは、最初から完璧なサービスを作ろうとしなくても始められるのが魅力です。
私なら、まずはひとつのサービスを公開して、実際の反応を見ながら少しずつ改善していきます。
ページのデザインも、サービス内容も、集客方法も、最初から正解を見つける必要はありません。
まずは型どおりに始めてみる。
そして、お客様の反応や自分の経験をもとに、少しずつ自分らしい形へ育てていく。
その積み重ねが、長く続けられるサービスにつながると感じています。

AIを使って、自分でできることから始めたい方へ。
「AI・Web活用 60分相談」はこちらです。
https://mosh.jp/services/388417?openExternalBrowser=1
「まずは話だけ聞きたい」という方は、LINEで気軽にどうぞ。
