BASEの決済手数料の内訳とは?クレカ・PayIDの違いをわかりやすく解説

BASEの決済手数料の内訳とは?クレカ・PayIDの違いをわかりやすく解説

BASE(ベイス)の決済手数料は、「決済手数料」と「サービス利用料」に分かれているため、「結局どれがどこで引かれるの?」と混乱しやすいですよね。

特に、クレジットカード決済とPay IDアプリ経由では仕組みが少し異なり、「思ったより手数料が高い…」と感じる人も少なくありません。

この記事では、BASEの決済手数料の内訳を初心者向けに整理しながら、クレカ決済・Pay ID・サービス利用料の違いや注意点をわかりやすく解説します。

「BASEって結局どういう仕組みなの?」をスッキリ理解したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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BASEの決済手数料は「決済手数料+サービス利用料」の2つ

BASE

BASE (ベイス)の手数料は、「決済手数料」 と 「サービス利用料」の2つに分かれているため、初心者には少しわかりにくい仕組みになっています。

「3.6%+40円って何?」「さらにサービス利用料って必要なの?」と混乱しやすく、実際にショップを始めてから「思ったより引かれていた…」と感じる人も少なくありません。

BASEの手数料をひとことで言うと、「決済手数料」と「サービス利用料」の2種類が売上から自動で引かれる仕組みです。
この2つをセットで理解しておくことが、手取り額を正確に把握するための第一歩になります。 まずはそれぞれの意味と、プランによる違いを確認していきましょう。

BASEの手数料がわかりにくい理由

BASEを使い始めた方が最初につまずくポイントのひとつが、「手数料の種類が複数ある」という点です。

他のフリマアプリや販売プラットフォームでは「販売手数料=10%」のようにシンプルに表記されているケースが多いですが、BASEは手数料が「決済手数料」と「サービス利用料」の2種類に分かれています。

さらに、利用するプラン (スタンダード/グロース)によって料率が異なり、Pay IDアプリ経由かWEBショップ経由かでも仕組みが異なるため、「合計でいくら引かれるの?」と混乱してしまうのは無理もありません。 まずは「2種類の手数料がある」という前提をしっかり押さえておきましょう。

「決済手数料」と「サービス利用料」の違い

BASEの手数料には、大きく以下の2種類があります。

  • ①決済手数料: お客さんが商品を購入した際に、決済サービス (クレジットカード会社など)に対して発生する手数料です。 支払い方法によって料率が異なります。
  • ②サービス利用料: BASEというプラットフォームを使うことへの対価として発生する手数料です。 販売のたびにBASEに支払う利用料のようなものだと考えるとわかりやすいです。

この2つが売上から自動的に差し引かれた残額が、実際に振り込まれる金額になります。「思ったより少ない」と感じる場合は、両方の手数料を合算していないケースがほとんどです。

さらに、振込手数料があるのも想定して手数料を減らすよう注意したいですね!

スタンダードプランとグロースプランの違い

BASEには現在、スタンダードプランとグロースプランの2種類が用意されています。

プランサービス利用料決済手数料月額費用
スタンダード3%3.6%+40円無料
グロース0%2.9%+40円月額16,580円

スタンダードプランは月額無料で始められる反面、サービス利用料が売上ごとに3%かかります。 グロースプランは月額費用がかかるものの、サービス利用料が0円になるため、売上が多いショップほどグロースプランが有利になります。

こちらでいくら売上があればBASEのグロースプランがお得になるか調べています!
【比較】BASEとSTORESどっちが得?手数料比較|1万円売ると600円差だったけど

BASEのクレジットカード決済手数料の仕組み

BASEでは、購入者がクレジットカードで支払う場面が1番多いため、クレカ決済の手数料はとくに重要なポイントです。

「3.6% + 40円ってどういう意味?」「実際にいくら引かれるの?」という疑問を、具体的な数字を使って順番に解説します。

クレカ決済では何%引かれる?

BASEでクレジットカード決済(Visa・MasterCard・JCBなど)が利用された場合、スタンダードプランでは決済手数料として3.6% + 40円が差し引かれます。 これに加えてサービス利用料3%が引かれるため、スタンダードプランにおけるクレカ決済の合計手数料は6.6% + 40円となります。

3.6% + 40円とはどういう意味?

「3.6% + 40円」という表記に戸惑う方も多いですが、仕組みはシンプルです。 たとえば1,000円の商品が売れた場合、決済手数料の計算は以下のようになります。

  • 1,000円 × 3.6% = 36円
  • +固定費用40円
  • 決済手数料合計: 76円

サービス利用料を含めると実際はどうなる?

先ほどの例をもとに、スタンダードプランでの実際の手取り額を計算してみましょう。

【例】 1,000円の商品が売れた場合(スタンダード/クレカ決済)

項目金額
売上1,000円
決済手数料(3.6%+40円)-76円
サービス利用料(3%)-30円
手取り額894円

つまり、1,000円の売上に対して約106円 (約10.6%) が手数料として引かれることになります。「無料で始められるから手数料が安い」というわけではないため、販売価格を設定するときは手数料を考慮した利益計算が必要です。

Pay ID(アプリ)経由の手数料と違い

pay IDのトップページ

BASEには自社のショッピングアプリ 「Pay ID」があり、そこ経由で購入が入ることもあります。
一見すると同じBASEの売上に見えますが、2025年7月1日以降はPay IDアプリ経由の注文に別の手数料体系が適用されるようになりました。

WEBショップ経由との違いをしっかり把握しておきましょう。

Pay IDとは? BASEとの関係

Pay ID(ペイアイディー)は、BASEが提供するショッピングアプリです。
ユーザーはPay IDアプリを使うことで、BASEで出店している複数のショップをまとめて閲覧・購入できます。出店者(ショップオーナー)の立場では、Pay IDアプリ経由での購入も通常のWEBショップ経由での購入も、同じBASEの管理画面で管理されます。

Pay IDアプリ経由だと手数料は変わる?

結論から言うと、Pay IDアプリ経由の注文はWEBショップ経由とは異なる手数料が適用されます。

経路決済手数料サービス利用料合計目安
WEBショップ経由 (スタンダード)3.6%+40円3%6.6%+40円
Pay IDアプリ経由3.6%+40円5.9%9.5%+40円
WEBショップ経由 (グロース)2.9%+40円0%2.9%+40円

つまり、Pay IDアプリ経由はWEBショップ(スタンダード)より約3%ほど手数料が高くなります。「同じBASEの売上だから手数料も同じ」と思っていると、想定より手取りが少なくなるため注意が必要です。

なお、WEB経由とPay IDアプリ経由で手数料が二重にかかるわけではなく、注文がどちらの経路から来たかによって、どちらか一方の手数料体系が適用される仕組みです。

WEBショップとPay IDアプリの違い

手数料面での違いを踏まえると、両者の特徴は以下のように整理できます。

WEBショップ経由

  • URLやSNSリンクからブラウザで訪問して購入
  • スタンダードプランなら合計6.6%+40円(手数料が比較的低め)
  • 自分でSNSや広告などで集客する必要がある

Pay IDアプリ経由

  • アプリ内でショップを発見し、アプリ内で購入が完結
  • 手数料は9.5%+40円 (WEBショップより高め)
  • アプリのユーザーベースから自然流入が期待できる集客メリットがある

Pay IDアプリは集客面では魅力的ですが、手数料が高い分、商品の利益率をあらかじめ考慮した価格設定が重要です。 特に低単価商品を扱っている場合は、Pay IDアプリ経由の注文が増えると手取りへの影響が大きくなります。
ただ、注意していただきたいことは、Pay IDには、任意で掲載できるということです。

Pay IDアプリへは、「BASE」のショップ管理画面の「ショップ設定」にて「Pay IDアプリにショップを掲載する」を選択したショップのみの掲載です。
「Pay IDアプリ」のための初期費用、月額費用も無く掲載自体も無料です。

Pay IDが割引費用を負担するクーポンの配布があることで売上が増加した、という情報もありますので、よほどの低単価商品でなければ試してみる価値はあります。

BASEの手数料で初心者が誤解しやすいポイント

手数料の仕組みを理解していても、細かいところで見落としがちな落とし穴があります。「なんか思ったより手取りが少ない…」 とならないために、初心者が特につまずきやすい3つの誤解を確認しておきましょう。

振込手数料250円は別で発生する

手数料として意外と見落とされやすいのが振込手数料と事務手数料です。 BASEでは、売上金を自分の銀行口座に振り込む際に以下の費用がかかります。

費用の種類金額
振込手数料250円
事務手数料(振込金額2万円未満)500円
事務手数料(振込金額2万円以上)0円

売上が少額のうちに頻繁に振り込みを申請すると、これらの費用の負担が相対的に大きくなります。 少なくとも2万円以上売上をまとめてから振り込むことで、費用の影響を最小限に抑えることができます。

銀行間の資金移動や支払い手数料を減らすために

BASEから上記の金額を差し引いた金額が指定の銀行に振り込まれます。
その後、別の銀行にお金を移動させたり、事業に必要な支払いをする際は、銀行側の手数料が別途かかりますよね。

振込先として登録する銀行口座は、なるべく手数料がかかりにくいネット銀行にしておくと、余計なコストを抑えやすいです。
参考:【節約】BASEの振込手数料を減らす|銀行を変えるだけで年間1万円差(住信SBI)

「無料で始められる」と「手数料無料」は違う

BASEの大きな魅力のひとつが「初期費用・月額費用が無料」である点ですが、これは「ショップを開設して運営すること自体が無料」という意味です。 商品が売れた際には決済手数料とサービス利用料がしっかり発生します。

「無料で始められる=手数料がかからない」という誤解は非常に多いため、ここだけは必ず頭に入れておきましょう。

手軽さから「安い」と思い込んでしまうことは避け、他のネットショップサービスと比較することも大事です。

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BASEの決済手数料を理解して、自分に合う販売方法を選ぼう【まとめ】

ここまでBASEの手数料の仕組みを一通り解説してきました。 最後に、手数料を踏まえた上で「自分に合った販売スタイル」を選ぶためのポイントをまとめます。
手数料は避けられないコストですが、理解して使えば十分に活用できるプラットフォームです。

低単価販売は手数料率に注意

BASEでは「3.6%+40円」の固定費があるため、商品単価が低いほど手数料の負担感が大きくなります。

たとえば1,000円の商品でも、決済手数料とサービス利用料を合わせると約100円前後が差し引かれます。

特に500〜1,000円前後の商品を多く販売する場合は、利益率が想像以上に圧迫されるケースもあるため注意が必要です。

低単価販売を考えている方は、セット販売やまとめ買いで客単価を上げる工夫をしたり、デジタルコンテンツのように原価が低い商品を組み合わせたりすることで、手数料の影響を抑えやすくなります。

デジタル販売・サブスクでは考え方が変わる

BASEにはデジタルコンテンツ(PDFや動画など)の販売機能やサブスクリプション機能もあります。これらは原価がほぼゼロのため、手数料が発生しても利益が出やすい構造です。

「ハンドメイド作品の手数料は痛い」と感じる方でも、デジタル販売と組み合わせることで収益バランスを改善できる可能性があります。

手数料だけでなく「売りやすさ」も大切

手数料だけを見て「高い・安い」を判断するよりも、実際に売上が立つかどうかを重視することが大切です。 BASEは初期費用ゼロ・専門知識不要でショップが開設でき、Pay IDアプリによる集客サポートもあります。

手数料を差し引いても、「簡単に売れる環境が整っている」という点では非常にコストパフォーマンスが高いプラットフォームです。

まとめると、BASEの手数料の基本はこうなります。

  • 手数料は「決済手数料」+ 「サービス利用料」の2種類
  • スタンダードプランのWEBショップ経由 (クレカ) なら合計6.6% + 40円
  • Pay IDアプリ経由は別手数料(3.6%+40円+サービス利用料5.9%)が適用される
  • 振込手数料250円・事務手数料(2万円未満は500円)は別途発生する
  • 「無料で始められる」は初期・月額費用の話で、販売手数料は発生する

BASEの手数料をしっかり理解した上で、自分の販売スタイルや商品単価に合った使い方を見つけてみてください。

BASEを始めてみたいと思った方はこちらから