「STORESって手数料が安いって聞くけど、実際どれくらい残るの?」
ネットショップを始めようと調べていると、「STORESはコスパがいい」「BASEより手数料が安い」といった声をよく見かけます。
でも一方で、「本当にそんなに違うの?」「実際に売れたとき、いくら残るのか知りたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、売上1万円の場合:
・STORES:約9,175円
・BASE:約8,550円
約600円以上の差が出ます。
この記事では、STORESの手数料をただ説明するのではなく、売上1万円を例に「実際にいくら残るのか」をリアルに計算していきます。
※本記事の数値は、同一前提で整理したシミュレーションです。振込設定や決済手段(PayPal等は率が異なる場合あり)で変動します。
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STORESの手数料は安い?まず結論から【2026年】
結論:売上1万円なら、STORESの方が手元に残る金額は多くなります。
BASEと比べると、1回の販売でも約600円以上の差が出るため、
知らずに選ぶと、そのぶん利益を取りこぼす可能性があります。
「じゃあ逆に、BASEの方が得になるケースってあるの?」
と思うかもしれません。
結論から言うと、今回のように「売上1万円・フリープラン同士」で比較する限り、
BASEの方が手元に残る金額が多くなるケースは基本的にありません。
ただし例外として、
・月商が大きくなり、有料プラン(BASEグロースなど)を使う場合
・振込タイミングや回数を工夫する場合
など、条件が変わると逆転する可能性はあります。
とはいえ、これから始める段階では、まずはSTORESの方がシンプルに手元に残りやすいと考えてOKです。
プランを決めるチェックポイント
- 月商がまだ小さい・試し売り: 月額を払わないフリープランの方が、総コストを抑えやすい
- 月商が伸びてきた: 決済手数料が下がるスタンダード(月額あり)の方が、あるラインを超えるとトータルでお得になる
- BASEと並べて考える: BASEは「6.6%+40円」に加え、振込時の固定費(特に2万円未満の振込)が負担と感じやすい。STORESは率と振込コストのバランスが違う。
BASE側の前提・手残りの考え方は、こちらの記事と同じ土俵で比較できます。
BASEの手数料は高い?1万円売っていくら残るかリアルに計算【2026年版】
結論:売上1万円ならフリープランが有利(状況による)
月額を払いたくない・まず1件売れたらいいという段階では、フリープラン(月額0円)のまま試すのが合理的です。 一方で、すでに月商が安定しているなら、スタンダードに上げた方が決済手数料の%が下がるメリットが出ます。
STORESフリープランとスタンダードの違い(ざっくり)
| 項目 | フリープラン | スタンダードプラン |
|---|---|---|
| 月額(目安) | 0円 | 3,300円〜(年払い) |
| 決済手数料 | 5.5%〜 | 3.6%〜 |
| 一部の決済手段 | 6.5%〜 | 4.6%〜 |
※条件によって手数料の種類が多いので、契約前にじっくり確認していただくようおすすめします。
※2026年のリニューアルにより、現在は「フリープラン」と「スタンダードプラン」の2つに整理されています。
STORESの料金プランの仕組みをざっくり解説

フリープラン(無料)の手数料
フリープランは 月額0円でネットショップを開けます。
かかるのは主に「売上が立ったときの決済手数料」と、売上を口座に入れるときの振込まわりのコストです。
クレジットカード決済など、いちばんよく使われる決済では5.5%〜 が目安です(2026年時点・公式ページ表記ベース)。
スタンダードプラン(月額3,300円)の特徴
スタンダードは 月額がかかる代わりに、決済手数料がフリーより低い水準(3.6%〜) になります。実店舗とセットでSTORESの他サービスも使う、チーム運用、すでに売上がある——といったケースで検討されるプランです。
決済手数料の違い(5.5% / 3.6%)
- フリー: 代表例として 5.5%〜(クレジット等)/ 6.5%〜(PayPal・あと払い・楽天ペイ等の一部手段)
- スタンダード: 3.6%〜 / 4.6%〜(同上の一部手段)
同じ売上でも、選ばれる決済方法で手数料率が変わるので、「顧客がよく使う決済」を想定してシミュレーションすると現実に近づきます。
売上1万円の場合、実際にいくら残る?
計算条件(フリープラン)
- フリープラン(無料)を利用
- 売上1万円(1回の注文の総額=商品代金+送料)
- クレジットカード等、決済手数料5.5%が適用される注文 と仮定
- 振込手数料は 1回あたり275円 を差し引く想定
ここが重要!
送料にも手数料がかかるため、見た目の売上よりも手元に残る金額は確実に減ります。
手数料の内訳(リアルな数字)
パターンA:デジタルコンテンツなど(送料0円)
- お客様が支払う合計:10,000円
- 決済手数料(5.5%):550円
- 振込手数料(1回分の想定):275円
- 口座に入る額の目安:9,175円
配送コストがないため、振込額がそのまま利益になります。
パターンB:有形商品(送料1,000円が別途かかる場合)
※送料実費がちょうど1,000円の場合の簡易計算になります。
- お客様が支払う合計:11,000円(商品1万円+送料1,000円)
- 決済手数料(5.5%):605円
- 振込手数料(1回分の想定):275円
- 口座に入る額の目安:10,120円
- 送料実費の支払い:▲1,000円
- あなたの手残り目安:9,120円
ここが重要! パターンAと比べて、手元に残る利益がさらに55円減っています。これは「送料の1,000円」に対しても、STORESの手数料がかかっているからです。
STORESは本当に安い?BASEと比較してみた
| 比較項目 | STORES(フリー) | BASE(無料プラン) |
|---|---|---|
| 決済まわり | 5.5%〜 | 6.6%+40円 |
| 振込まわり | 振込275円/回 | 振込250円/回+ 事務手数料500円※ |
| 月額 | 0円 | 0円 |
※BASEは振込額2万円未満の場合に事務手数料が発生します。
BASEとの手数料比較(考え方)
手残りベースで考えるとどうなる?
売上1万円・送料なしの単純比較:
- STORES(フリー)の目安:約9,175円
- BASE(無料プラン)の目安:8,550円
約600円以上、STORESの方が多く残ります。
つまり、同じ商品を同じ価格で売っても、
プラットフォームを選ぶだけで利益に差が出るということです。
この差は1回では小さく見えるかもしれません。
しかし、10回売れば約6,000円、
100回売れば約6万円の差になります。
長く続けるほど、無視できない差になります。
STORESの手数料はどうやって計算する?【自分で出す方法】
STORESのネットショップ(フリープラン)を例にすると、手数料はおおむね次の2つを足し合わせるだけで計算できます。
- 決済手数料(5.5%〜※クレジットなどスタンダード)
- 振込手数料(1回あたり目安275円など※振込設定や施策により変動)
※別の決済(PayPal・あと払い・楽天ペイなど)は6.5%〜等、率が異なる場合があります。
例:売上1万円(送料込みなし/クレジット)
- お客様が支払う合計:10,000円
- 決済手数料(5.5%):550円
- 込手数料(1回分想定):275円
合計手数料:550 + 275 = 825円
手元に残る額:10,000 − 825 = 約9,175円
つまり、売上1万円なら手元に残るのは約9,200円前後というイメージになります。
ポイントは2つです。
- 送料がある場合は、送料込みの金額に対して手数料がかかる
- 振込タイミングによって、最終的に残る金額が変わる
BASEのように金額に応じて加算された手数料はありませんが、1回の振込ごとに振込手数料がかかる前提は同じなので、同様にある程度まとめて振込むと割安になります。
BASE(ベイス)の料金・手数料|初心者が始める前に知っておきたい注意点
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売上が増えるとSTORESでどっちのプランがお得?(分岐ライン)
スタンダードが有利になるライン
月額 3,300円 を払ってでも、決済手数料の差(約1.9%) を取り返せるかがポイントです。
ざっくりの損益分岐:
- 0.019 × 月商 ≧ 3,300 → 月商 約17.4万円
月商別のSTORESプランおすすめ(目安)
| 月商の目安 | おすすめの考え方 |
|---|---|
| 〜10万円 | フリープランで十分 |
| 10万〜17万円 | 機能面も含めてスタンダードを検討開始 |
| 17万円〜 | スタンダードで率を下げるメリット大 |
まとめ|STORESはこんな人におすすめ
フリープランが向いている人
- まず無料で始めて、売上が立つか試したい
- %ベースの手数料をシンプルに理解したい
- BASEと比較して、手元に残る額を優先したい
スタンダードが向いている人
- すでに月商がある程度見えている(17万円〜)
- 実店舗や他のSTORESサービスも含めて一体運用したい
BASEとの比較では、実店舗との連携がスムーズであることと、STORES予約があることも大きいでしょう。
「なんとなく安そう」で選ぶのではなく、
実際にいくら残るのかを知った上で選ぶことが大切です。
迷っている方は、まずはSTORESで試してみるのが安心です。
印象としては、STORESはBASEよりシンプルに見えますが、実際は実店舗を含めかなり細かい設定が用意されています。
関連:BASEとの比較の前提を比べたい場合は以下をチェックしてください。
BASEの手数料は高い?1万円売っていくら残るかリアルに計算【2026年版】

