
WordPressってどうなの?

WordPressは、世界で最も普及しているCMS(コンテンツ管理システム=ブログシステム)です。全世界のウェブサイトの約43%がWordPressで作られていると言われています。このWordPressにWooCommerceやWelcartといったECプラグインを追加することで、完全自由設計のネットショップを構築できます。
「デザインも機能も、すべて自分の思い通りにしたい」「ブログとECを融合させたサイトを作りたい」——そんな方にとって、WordPress+ECプラグインは究極の選択肢です。
WordPress+ECプラグインが選ばれる5つの理由
1. 圧倒的な自由度
WordPress最大の魅力は、何でもできる自由度です。
- サイト構成を完全自由に設計
- デザインの制限なし
- 機能追加も自由自在
ブログ+EC、会員制サイト、オンラインスクール、予約サイト…どんな形態のサイトでも、WordPressなら実現可能です。BASEやSTORESでは「この機能がない」と諦めていたことも、WordPressなら解決できます。
2. 月額課金ではなくサーバー代のみ
BASEやShopifyは売れるたびに販売手数料がかかりますが、WordPress+ECプラグインの場合、基本的な費用はサーバー代(月額1,000円程度)のみです。決済手数料は利用する決済サービス(Stripe、PayPalなど)に依存しますが、プラットフォーム利用料として定額が引かれることはありません。売上が増えるほど、コストメリットが大きくなります。
さらに、ひとつのサーバー契約で複数サイトを運営できるのも大きなメリット。本業のサイトとは別にブログを作ったり、新ブランドのサイトを立ち上げたりしても、追加のプラットフォーム費用はかかりません。
3. テーマ・プラグインの選択肢が豊富
WordPressには世界中で多彩なテーマ(デザインテンプレート)とプラグイン(拡張機能)が存在します。
テーマとプラグインは無料で使えるものも多く、有料であっても買い切り型を選べば、ランニングコストを最小限に抑えられます。別途費用がかかりますが、サブスクでの販売も可能です。
ECプラグインの例:
- WooCommerce:世界で最も使われているECプラグイン(無料)
- Welcart:日本製ECプラグイン(無料)
決済連携の例:
- Stripe(クレジットカード決済)
Shopifyの外部決済ゲートウェイとして広く使われ、クレジットカードやApple Pay/Google Payなどの決済をスムーズに処理。API連携が簡単で、手数料は約3.6%程度。業種の制限があり審査が厳しい。 - PayPal(国際決済)
PayPal Express Checkout経由でShopifyに統合可能。海外顧客向けの強みで、Shopifyペイメントと併用しても追加手数料が発生。国際送金や保護機能が便利。 - Square(店舗連携も可能・簡易サイト作成サービスもあり)
Shopifyと連携してオンライン/店舗決済を一元管理。POSハードウェア対応で、ECと実店舗の同期が可能。Squareの簡易EC機能も併用可。
4. SEOに強い
WordPressは元々ブログシステムとして発展したため、検索エンジン対策(SEO)に非常に強い設計です。
- コンテンツマーケティング(ブログ記事)との相性抜群
- SEOプラグインで細かな最適化が可能
- サイト構造を自由に設計できる
「ブログで集客してECで販売」という王道の流れを、ひとつのサイトで完結できます。
5. 資産として育てられる
WordPressサイトは、ドメインもサーバーも自分名義で契約します。BASEやShopifyのように「プラットフォームがサービス終了したら使えなくなる」というリスクがありません。(独自ドメインではなく、サービスで付与されるドメインを選んだ場合)長く運用するほど、検索評価や外部リンクが蓄積され、サイト自体の価値が高まります。まさに「資産」として育てていけるのがWordPressの強みです。
WordPress+ECプラグインの料金・手数料目安
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| サーバー代 | 月額500〜1,500円 |
| ドメイン代 | 年額1,000〜3,000円 |
| テーマ(有料の場合) | 1〜2万円(買い切り) |
| 決済手数料(Stripe等) | 3.6%程度 |
初期費用は有料テーマやプラグイン等を選べば数万円程度、テーマやプラグインを無料で開始することもできます。
ランニングコストは月額1,000円前後と、長期運用では最もコスパの良い選択肢です。
WordPress+ECプラグインを選ぶ際の注意点
1. 構築・管理に専門知識が必要
WordPressは自由度が高い反面、初期構築や管理に一定の知識が必要です。
- サーバー契約・ドメイン設定
- WordPress本体のインストール
- テーマ・プラグインの設定
- セキュリティ対策
「パソコンが苦手」「専門用語を見ると頭が痛くなる」という方には、ハードルが高いかもしれません。
実際、WordPressは認知度が高く、過去に触った経験がある人も多いため、「難しかった」「よく分からなかった」という印象を持っている人も少なくありません。
ただ近年はアップデートが進み、公式テーマや人気の国産有料テーマを使えば、ほとんどノーコードでサイトを作れる環境が整ってきています。
過去の「触りづらさ」は、以前ほど大きなハードルではなくなっています。
とはいえ、どれだけ環境が改善されても、
「WordPressはどうしても合わない」と感じる人がいるのも事実です。
細かい設定や管理を自分で把握しておく必要があり、「考えることが多い」「気軽に触れない」と感じてしまう人もいます。
これはWordPressに限らずStudioでも言えることであり、スキルの問題というより、ツールとの相性の問題と言ったほうが近いかもしれません。
2. セキュリティ・バックアップは自己責任
BASEやShopifyでは、セキュリティ対策やバックアップはプラットフォーム側が行ってくれます。しかしWordPressでは、すべて自分で管理する必要があります。
- WordPress本体のアップデート
- プラグインのアップデート
- 定期的なバックアップ
- セキュリティプラグインの導入
これを怠ると、ハッキングやデータ消失のリスクがあります。「自由度=自己管理が必要」という点は、事前に理解しておきましょう。
3. 日本向け機能は自分で設定
配送日時指定やコンビニ決済など、日本特有の機能はプラグインで追加する必要があります。設定に手間がかかる場合もあるため、事前にリサーチが必要です。
WordPress+ECプラグインが向いている人
- デザイン・機能を完全自由にしたい方
- ブログ+ECを一体化したい方
- 長期的にサイトを育てたい方
- 複数サイトを運営したい方
- 技術的な学習意欲がある方
WordPress+ECプラグインの評判・口コミはどう?
WordPress+ECプラグインの評判は、良くも悪くもはっきり分かれます。
肯定的な声として多いのは、「自由度が高く、理想通りのサイトを作れる」「ブログとECを組み合わせて、長期的に集客できる」といった評価。売上が伸びてもプラットフォーム手数料に悩まされにくく、サイトを“資産”として育てられる点を高く評価する人が多いです。
一方で、「初期設定が難しい」「トラブル時は自己解決が必要」「管理や保守が大変」といった声も少なくありません。BASEのように手順通り進めれば完成するサービスと比べると、ハードルは高めです。
このためWordPressの評判は、スキルの問題というよりもツールとの相性や関わり方によって大きく変わります。
手軽さ重視の人には不向きですが、自分で育てる意識がある人には非常に満足度の高い選択肢です。
まとめ|WordPress+ECプラグインは「自分で育てる」覚悟のある人へ
WordPress+ECプラグインは、最も自由度が高く、最もコスパの良いネットショップ構築方法です。ただし、その自由度は「自己責任」と表裏一体。セキュリティ対策やバックアップ、アップデート管理など、サイト運営者としての責任を果たす必要があります。「自分のサイトを、自分の手で育てていきたい」——そんな覚悟のある方には、WordPress+ECプラグインが最適な選択肢です。
なお、WordPressを始めるとき、時々WordPress.comを契約してしまう方がいますが、レンタルサーバーを利用する場合は WordPress.comの契約は不要です。
国内の主要サーバーには、必ずと言っていいほど「WordPress簡単インストール」 や 公式マニュアルが用意されています。サーバーの手順に沿うだけで、WordPress.org(通常使う方)のデータがすぐに使えるようになります。
「WordPressもいいけど、他も一度確認してから決めたい」と感じたら
「配送・デザイン・予算から整理できる簡単診断」で軽くチェックするのもおすすめです。